以下のプロダクトについて、新しいバージョンをリリースしました。
- VI-CarRealTime 20.0
- VI-DriveSim 20.0
- VI-GraphSim 20.0
インストーラー、及びリリースノート(英語版)を本社Webサイトの VI-grade Software Download area からダウンロードできます。(ユーザー登録が必要です。)
VI-CarRealTime 20.0
新しいタイヤ・インタフェースの導入
路面及びタイヤ間に、より優れた計算性能を付与するために設計された新しいデータ管理構造(CDI)が導入されました。 また多くの解析モジュールを改善したことで、全波的な解析時間が20%程度改善しています。
VI-MxMountのサポート
VI-CarRealTimeののBush要素にVI-MxMountの特性を直接設定できるようになりました。
CarMakerモデルのコンバート対応
CarMakerのデータセットの変換機能が、VI-CarRealTimeアドオンとして利用可能になりました。 CarSimConverterと同様に、変換プロセスは非常に高速で、 CarMakerモデルの最も関連性の高い特性を等価なVI-CarRealTimeモデルにマッピングすることができます。
GridMesh路面のリリース
新しい路面タイプとして GridMesh モデルを開発しました。 GridMeshは従来のMeshタイプのような異なる路面解像度と走行ライン生成をサポートしつつ、大幅なメモリ効率とファイルサイズ削減を実現しています。 また従来の路面タイプと同様に、ソルバーはこの路面タイプと最も広く使用されているタイヤモデルとの組合せをサポートしています。
モデル忠実度の導入
PressManuvers 解析時の最適化プロセスの最初のステップに、忠実度の低いより高速なモデルを使用することで、プロセス全体でフルモデルを使用した場合と同等の結果を得ることができ、全体的な計算時間を短縮することができます。
VI-DriveSim 20.0
デスクトップシミュレーター向けステアリングホイールサポートデバイスが拡張されました。
- Logitech G29
- Logitech G920
- Fanatec CSW 2.5
- Fanatec Podium DD1 & DD2
本リリースでは、BassShakers コンポーネントの制御専用の新しいUIタブが導入されました。
- アクティベーションとセットアップへの容易なアクセス
- 作動ロジックがiodb_elab モジュールに組み込まれたため、Simulink モデルは不要になりましたが引き続き使用は可能です
- Windows版VI-DriveSimもサポート
VI-GraphSim 20.0
HTC Vive Pro ヘッドマウントディスプレイに対応しました。
上記VI-grade製品の日本版ドキュメントは ダウンロードページ にあるリリースノートをご覧ください。