HBK よりnCodeの最新バージョン nCode2025.0 がリリースされました。
リリースのハイライト
- グリフプロパティに新しく ”テキストのインポート” が追加
- 文字列タイプのグリフプロパティは、この機能によりテキストファイルの内容を、グリフのプロパティエディタに入力できるようになりました。
- 時系列生成グリフで入力パイプからメタデータ値が使用可能
- メタデータ値を使用して、グリフの他のプロパティを設定できます。
- 時系列生成グリフで入力パイプから複数列データ値が使用可能
- 時系列生成グリフでSineOnRandomやSweptSineOnRandomを使用する場合に、周波数点と振幅を設定するために新しく 'table(Generator)' プロパティページが追加されました。
- DesignLifeのEnterKRoughness表面仕上げオプションがStressLifeおよびStrainLifeグリフで使用可能
- StressLifeおよびStrainLifeグリフのSurfaceFinishプロパティにEnterKRoughnessオプションが追加され、KRoughness値を入力できるようになり、CAEFatigueグリフと同じアルゴリズムが使用されるようになりました。
- Vector ASCファイル形式でCANチャンネルを分離可能
- これにより、すべてのCANチャンネルが単一のチャンネルペアに保存されるのではなく、個々のCANチャンネルが独自のCAN RawおよびTimeチャンネルペアに保存されるようになりました。
- 時系列生成グリフでY値又はXY値のペアからデータを生成可能
- 時系列生成グリフは、Y値またはXY値のペアの系列から単純な時系列データを生成できるようになりました。
- Python 3.13のサポート
- Python 3.13のサポートが追加され、デフォルトになりました。
- Python 3.8のサポートが終了し、nCode Desktopは3.11と3.13をサポートするようになりました。
nCode 2025.0 その他の改善点
また、この最新リリースでは、
- 新しい標準プロセスの追加
- MATLAB R2024bが Matlab スクリプト グリフでサポート
- 新しいFE変換(ベータ機能)
- 作成した材料のデータベースへの保存
- 最大応力を選択することで等しい損傷平面の結果を圧縮
- ANSYS .rstファイルの積分点データ
などの機能強化が行われています。
本リリースは以下のサイトからダウンロードできます。
(ユーザーアカウント登録が必要です。)
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ダウンロード方法は以下をご覧ください。
nCode 2025.0 に関連する日本語ドキュメントは以下からダウンロードできます。