2025-03-28

nCode2025.0をリリースしました

 HBK よりnCodeの最新バージョン nCode2025.0 がリリースされました。

リリースのハイライト

  • グリフプロパティに新しく ”テキストのインポート” が追加
    • 文字列タイプのグリフプロパティは、この機能によりテキストファイルの内容を、グリフのプロパティエディタに入力できるようになりました。

  • 時系列生成グリフで入力パイプからメタデータ値が使用可能
    • メタデータ値を使用して、グリフの他のプロパティを設定できます。

  • 時系列生成グリフで入力パイプから複数列データ値が使用可能
    • 時系列生成グリフでSineOnRandomやSweptSineOnRandomを使用する場合に、周波数点と振幅を設定するために新しく 'table(Generator)' プロパティページが追加されました。

  • DesignLifeのEnterKRoughness表面仕上げオプションがStressLifeおよびStrainLifeグリフで使用可能
    • StressLifeおよびStrainLifeグリフのSurfaceFinishプロパティにEnterKRoughnessオプションが追加され、KRoughness値を入力できるようになり、CAEFatigueグリフと同じアルゴリズムが使用されるようになりました。

  • Vector ASCファイル形式でCANチャンネルを分離可能
    • これにより、すべてのCANチャンネルが単一のチャンネルペアに保存されるのではなく、個々のCANチャンネルが独自のCAN RawおよびTimeチャンネルペアに保存されるようになりました。

  • 時系列生成グリフでY値又はXY値のペアからデータを生成可能
    • 時系列生成グリフは、Y値またはXY値のペアの系列から単純な時系列データを生成できるようになりました。

  • Python 3.13のサポート
    • Python 3.13のサポートが追加され、デフォルトになりました。
    • Python 3.8のサポートが終了し、nCode Desktopは3.11と3.13をサポートするようになりました。

nCode 2025.0 その他の改善点
また、この最新リリースでは、
  • 新しい標準プロセスの追加
  • MATLAB R2024bが Matlab スクリプト グリフでサポート
  • 新しいFE変換(ベータ機能)
  • 作成した材料のデータベースへの保存
  • 最大応力を選択することで等しい損傷平面の結果を圧縮
  • ANSYS .rstファイルの積分点データ
などの機能強化が行われています。

本リリースは以下のサイトからダウンロードできます。
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ダウンロード方法は以下をご覧ください。
nCode 2025.0 に関連する日本語ドキュメントは以下からダウンロードできます。