HBK よりnCodeの最新バージョン nCode2025.1 がリリースされました。
リリースのハイライト
- マルチ温度疲労解析
- 応力寿命グリフが、DesignLifeの解析機能に対応し、応力/ひずみと温度履歴を組み合わせたマルチ温度SN材料データを使用可能になりました。
- 振動規格の更新
- 振動マネージャデータベースに最新の英国Def Stan 00-035 Issue 7が追加され、より正確な比較と振動試験シミュレーションが可能になりました。
- 時系列生成グリフの機能拡張
- 時系列生成グリフにハーフサイン波、ハーフトライアングル波、ハーフスクエア波、減衰サイン波などの新オプションを追加しました。
- 安全率解析の拡張
- 安全率エンジンにマルチ温度機能が適用され、重要面計算においてスケーリングされた法線応力がサポートされるようになりました。
- シーム溶接解析の改善
- 溶接側面の損傷位置に関する新たな制御に加え、複雑な形状ポイントを自動的にスキップすることで処理速度を向上しました。
- FEの解析結果サポートの更新
- Ansys、Abaqus、MSC.Nastran、Altair Optistructの最新ファイル形式に対応しました。
nCode 2025.1 その他の改善点
また、この最新リリースでは、
- MTS RPC Connect ファイル形式を暫定的にサポート
- 周波数スペクトルグリフからのRandomError出力
- オクターブ解析グリフのPowerPerHz出力スケーリング
- Vector BLFファイル形式がRaw Time Series出力に対応
- 画像ファイル名にメタデータ利用可能
- DNV応力補正をシーム溶接解析に適用可能
などの機能強化が行われています。
本リリースは以下のサイトからダウンロードできます。
(ユーザーアカウント登録が必要です。)
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ダウンロード方法は以下をご覧ください。
nCode 2025.1 に関連する日本語ドキュメントは以下からダウンロードできます。